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終わりがない

ちらかって片付かない日々。車、バイク、カメラ、自転車、ギター、ガレージ、旅、その他。

マイナートラブルからCup??

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乗ってみたいと10年近く目で追いかけてきた911GT3(997前期型)。すでにtype991が出て久しい2年ほど前にやっと手に入れることができた。

実はtype997には一度乗っていた。素のカレラで、5万キロ近く走った個体。足回りをやり直し、ポルシェAGから調達したDMEデータでカレラS程度のパワーに(このアップデートで驚くほどエンジンが滑らかになった)。

ポルシェが凄いと感じるのは、カレラの先にGT3の姿があること。いや、逆か。ともかくスタンダードモデルに、まさに「スタンダード」がある。

GT3は、本当にパワフルでまるでバイクのような車だ。素のカレラで感じられたボディ前部の剛性不足は感じられず、速度を上げていったときにフロントがフワつく印象もない。運転者の各神経が車に伸びていき、意思とタイムラグなく走る車。そんな印象の車なのだ。いろいろな車を乗り継いできたし、徹底的に手を入れたチューンドカーにも乗ってきたが、ポルシェというメーカーは少々異次元なところに居るメーカーだとGT3に乗って思う。同じような印象をバイクの世界でBMWに感じるのだが、このあたりの話はまたおいおい書くとしよう(まとめるのが大変)。

しかし、そのGT3を手放した。そもそもうちの車は、自分の手のかかる車達を面倒見てくれているレーサー兼メカニック兼チーム監督というなんだか凄い人に紹介して貰った。とてもよい車なのだけど、いわゆる「ハズレ」車のようで、各種のマイナートラブルが頻発したのである。そう大した話じゃないし、その都度手を入れるなり直したりすれば全く問題のない話なのだが、過去の経験からも「ハズレ」という車はあるらしい、やはり。

紹介してくれた方が自分自身に腹が立ったらしく、なんと997Cup(My07)と交換しませんかと。

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・・・意図が全く見えない。996時代までのカップカーは、サーキット仕様に仕立て上げた雰囲気の車だったが、997からは純然たるレーシングカーといった雰囲気に。フロント以外すべてアクリルのウインドウ、シーケンシャルドグミッション、キレ角の少ないステアに、ラジエターにファンすらない。まあ、そこは置こう。この方の言いぐさが面白い。

「レーシングカーに、こんなマイナートラブル無いですから」

この方は日頃古い車に乗り、最新の車はレーシングカーにしか乗らない。古い車はシンプル故に、あっちのセンサーは大丈夫だけれど、こっちのセンサーが死んでるんじゃないか、といった面倒なトラブルに巻き込まれることが無い。レーシングカーは、速く走ることだけを目的とした車なので、さらにシンプル。言わんとすることは、まあわかる。だからといって、、最初は笑っていた。

メカの人というのは言葉少なく朴訥な方が多くて、最初は意図がよく見えなかったのだが、なんとなくその意図が見えてきた。要は、自分がGT3という車に求めているものは、手っ取り早く言うとカップカーのようなものだろう。

うちにある一台のバイクを見て、カップカーをすすめる一つのきっかけになったらしい。そのバイクは、レーサーに公道を走る保安機器をつけたようなもの。つまり、そんな車両を求めてるのだろうと。

確かにうちにあるGT3という車のポジションは、もっとレーシング寄りか、逆に、素のカレラでもよい。・・・となると、俄然気になって仕方のないカップカー。レーシングポルシェがどんなものなのか、純粋に知りたい。散々メカをやってきて、ポルシェとは一つの回答なのだ。

しかしこんなものを手に入れてどうするんだ??
いやはやバカにつける薬は本当にない。しばらくこのネタのために備忘録としてブログを再開したのである。