終わりがない

ちらかって片付かない日々。車、バイク、カメラ、自転車、ギター、ガレージ、旅、その他。

701Eあれこれ

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701Eを写すのはとても難しい。実車を見たほうが何倍も良く見えるのだ。とはいえ、一応プロの撮り手なので、今後の腕試し被写体(?)として練習台となっていただこう。

おそらく写すのが難しい理由は、ガソリンタンクをカバーするシートカウルの形状のせいだろう。

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写すときの定番角度から眺めると、なんとも偉大なシートカウル。カラーリングも、ここの野暮ったさを打ち消すために考えられたのだろう。写真となると、実際に見るよりも立体感を失うために、この野暮ったさが強調されやすい。しかし実車は、シートカウルの彫り(形状)がなかなかよく目に映るのだ。この"彫り"も、この位置にガスタンクを持ってくるための苦肉の策だろう。実用上、そして、見栄えにとっても。面白いもので、デザインというものは完全に隙がないものだと心に残らなかったりする。どちらかといえば、使い手のほうが脳内で補完するぐらいのものが印象深かったりするものだ。それはデザイン的に駄作という意味ではなく、様々な物事を、一つの形・存在として紡ぎ、成立させようという心が何かを伝えてくるのかもしれない。

かつて、オフ車に乗っていたことはある。それはサーキットでのスライド感覚を養うため、ダートラで練習するため。正直なところ、オフ車というものを格好良く感じたことはない。今でも「なんだかバッタみたいなだなあ」と感じる。まあ、ロード車とは真反対の車なので見慣れるのにも時間がかかるだろう。

KTMの兄弟車で、元になっていると思われる車両のほうがヤンチャなカラーリングだ。二台ともこの車両の特性を踏まえた佳いカラーリングだと思う。余談だが、自分よりさらにオフ車から縁が遠いと思われるうちの相棒は「かわいいじゃん!」と言っていた。曰く、イケアっぽいとのこと。イケアの功績は偉大なり。

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お店の人に、シートカウルに物が積めないと不便だから、グラブバーをつけてくれと頼むと「穴を開けることになりますし、このままが格好良くて、是非このまま乗ってください」とのこと。本当にハスクが好きなんだなあと感じて、致し方なく同意。そのうち自分でつけると思うけど(購入時についてくる標準パーツです)。しかしまあ、そんな好き好き光線を放っている人は嫌いではない。

フロントフォークに貼り付けられていたリフレクターも格好悪いので外してくれと頼んだ。そこはOKらしく、ご丁寧にWPのシールが貼ってあった。好き好きの基準がよくわかった。いいなあ、この店長さん。

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北海道在住の知人に「ハスク買ったんだよね」と言ったら、「チェーンソーですか?」と。一般の人は、そもそもハスクを知らないし、北海道という環境に住み、手仕事類いに興味がなければ、やはり知らないだろう。

「ハスクの斧もあるしチェーンソーもあるよ、今回はバイク」「へーバイクなんてあるんですか」

とまあ、そんな納車顛末であった。
どのバイクも等しく愛おしいが、701Eは何処かに連れて行ってくれそうなバイクだ。自分で走らせるのだが、どんなバイクも。